温度計センサーについて

温度計センサーとは、壁に掛けるとか机の上に置くなどして人が目で見て温度を知る機器類も実は非常に広い意味では含まれるのですが、一般的には人が直接知るのではなくて何か別の機器が目的とする対象物の温度を知って、その機器を自動的に制御するために用いられる仕組みのことを指すケースが多いようです。言葉で説明すると非常に分かりにくいですから例を挙げますと、湯沸かしや保温ができる電気ポットには間違いなく温度計センサーが組み込まれています。ポットに水を入れて電源スイッチをオンにしますと、ヒーターに通電されて発熱し、水温が次第に上がっていきます。ここで、このまま永遠に発熱が続いて問題ないでしょうか。

そんなはずはありません。お湯を沸かすのが目的なのですから、水温が100℃になった時点で通電をストップしてやらないと、そのうち水は全て蒸発してなくなってしまいます。さらにそれでも通電が続くといわゆる空焚き状態になり、場合によっては火災の原因になるかもしれません。こんなことでは家庭用の電気ポットとして販売などできませんから、少なくとも100℃になったことを知って通電を自動的に止める仕組みが絶対に必要です。

つまり、ここにまさに温度計センサーが組み込まれていることになります。最近のポットでは保温もできるようになっていて、一旦お湯を沸かしてもその後例えば80℃にまで冷えれば再度沸かしなおす機能がついていたりしますが、これも同様の仕組みです。温度計のセンサーのことならこちら

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